手塩皿でいただく会津のごちそう

会津漆器「手塩皿」は小さく浅い皿のことで、塩を盛ったことからこの名がつけられています。
会津の郷土料理こづゆはこの手塩皿(こづゆ椀)で盛られることが多く、ハレの日には欠かせない漆器です。
にしきやでは会津の歳時記をかわいく描いた手塩皿でお料理をお楽しみいただけます。
またにしきやでは和食器と洋食器両方でお料理をお出ししています。盛り付けも現代風にアレンジした一品に料理人のセンスが光ります。

起き上がり小法師

何度倒しても起き上がることから「七転八起」の縁起物として知られています。最近では東北の復興シンボルとしても注目されています。

桐の花と女の子

会津では女の子が生まれると桐の木を植え、結婚する時にその桐でタンスなどを作り嫁入り道具として持たせたと言われています。

手塩皿は全部で10種類。
ぜひ他のお皿も見にいらしてください。

しんごろう

南会津に伝わる郷土色です。昔、しんごろうという若者がうるち米をついてじゅうねん味噌をつけたものを母親に食べさせたことからこの名がつきました。

赤べこ

会津を代表する民芸玩具です。張り子の牛は首がゆらゆらと揺れて「幸せを呼ぶ牛」「子どもの守り神」として親しまれています。

温泉とサル

湯野上温泉はその昔、猟師が矢を射ったサルがその傷を癒やすために温泉を見つけたという言い伝えがあります。

こづゆ

会津の代表的な伝統料理のひとつ。魚介のきいたお出汁で根菜などを煮ています。
ハレの日には欠かせない具だくさんの一品です。

にしんの山椒漬

しっかりとした味に山椒の香りがピリッとくる絶品。
会津地方では保存食として長年重宝されてきました。
お酒はもちろんの事、ごはんにもよく合います。

しんごろうとつと豆腐の田楽

「しんごろう」とは、お米を8分つぶしにしたお団子。
「もちもち」ではなく「ふわふわ」の食感が特徴です。
「つと豆腐」とは、藁で豆腐を包み、塩茹でして作った豆腐です。
これらに、じゅうねん味噌をたっぷりつけて焼きあげました。

そば豆腐

そばの風味が香る豆腐はわさびを添えてお召し上がり下さい。
なめらかな味わいをお楽しみいただけます。

桜肉の赤身と炙り

会津では馬肉がポピュラーに食べられています。独自の辛子味噌でいただくのが会津流。
新鮮な赤身はもちろん、炙った赤身もまた独特の味わいです。

四季折々の料理

会津の郷土料理のほか、福島牛の陶板焼き、鮎の塩焼きなど福島の四季折々の料理をお楽しみいただけます。
※お料理は時期により変更となります

食事処

大きな梁が交差するお食事処は全席テーブルと椅子をご用意しており、ごゆっくりとお食事いただけます。